研究内容

NGC研での研究内容: 新しい計算機の方式とその設計手法に関する研究

(最新でないかもしれない紹介ポスターはこちら)

現在の計算機の方式での計算能力の発展は原理的な限界に近くなっています.また, 消費電力の問題 ,故障や製造誤りの問題も現在の計算方式では大きな問題となってきています.
その状況を考慮し,将来を見据えて現在の計算方式と異なるような以下のような新しい計算方式やその設計手法について検討を行ったり,その設計支援プログラムの開発などを目指しています.
具体的には,アルゴリズムや計算方式を考案し,プログラミングを行って検証するという流れで研究を進めるのが普通です.

研究について

NGC研究室は,2009年から始まった研究室です.現在以下の4つのグループに分かれて研究を行っています.実際に卒研で取り組むことは,原則以下の3つのうちの少なくとも1つのことに関して勉強することになります.これは,理系としてどの分野に進んでも将来きっと役立つ基礎的な力になると思います.
最初は難しいと思いますが,是非頑張って取り組んで欲しいです.大学院まで地道に研究すればきっと将来役立つ目に見えないような地力を獲得できるはずです.

  • アルゴリズム系: いろいろな応用があるアルゴリズムやデータ構造を考える.→理論的な解析力向上を目指します.これはどんな分野で働くとしてもきっと必要です.
  • ソフトウェア系: ソフトウェアを実際に設計する(普通の計算機であったり,GPUのような並列計算機であったり) →ソフトウェア開発力の向上を目指す
  • ハードウェア系: ハードウェア開発(FPGAやLSIを実際に使ったり,作ったり)や高位合成を行う.→ハードウェアとソフトの両方の知識の獲得を目指す.これからは「組み込みソフト」の時代と言われています.ソフトだけでなくハードも含めた広い視野を持ちましょう.

研究テーマは,学生さんがやり出そうといってやり出したものも多数あります.教員や先輩からの押し付けでなく,自分でやりたいことを見つけたい積極的な方がNGC研にこられて革新的な”新党”を立ち上げられるのを期待しています.

研究分野について

現在以下の4つの研究グループ(遊び心で「党」と呼んでいますが,中身は真面目なはず)がありますが, 各党は全て少人数の政党です.

リンク先にて各党についてより詳しい説明を行っております.気になった方はどうぞ.

  • Quantum党 Quantum Computing (量子・可逆計算に関する研究) グループ
  • Stochastic党 (Approximate党) Stochastic Computing (確率演算の研究) グループ
  • Biochip党 Biochip (様々なタイプのバイオチップに関する研究) グループ
  • Algo党 BDD (アルゴリズムやデータ構造を考える研究) グループ

また、過去には以下のような研究グループもありました。

  • Post-Silicon党 シリコンベースに取って代わる次世代アーキテクチャの設計手法に関する研究グループ
  • Dependable党 Cなどのソフトウェアからそれを実現するハードウェアとソフトウェアを協調設計するグループ。
  • Hardware党 ハードウェアを作ったり使ったりする研究グループ
  • GPGPU党 GPU Computing (GPUを用いた並列計算)グループ

外部関連

ゲル先生が,共同研究などで交流のある外部のグループに以下のような人たちがいます.情報系だけでなく,物理,数学,バイオ,理工などの異分野の先生たちと交流をゲル先生は積極的にしています.異分野の方と研究してみたい意欲的な学生さん,NGC研にWelcome!

上記に加えて,これからやりたい研究:こんな研究グループを新たに作りたいという方は、ぜひNGC研にきてください!

  • 非同期Computing
  • 光Computing
  • 低消費電力計算
  • 分子Computing
  • その他、面白そうなことを提案してもらえれば、一緒に考えていきます。