DAシンポジウムで鶴田さん発表
10月 7, 20118月31日~9月1日に修士1回生の鶴田君が,下呂の水明館で行われたDAシンポジウムで発表してきました. 大会場での発表で少し緊張していたみたいですが,時間内に発表を終えることができ,質疑応答も無事こなせたようです.
8月31日~9月1日に修士1回生の鶴田君が,下呂の水明館で行われたDAシンポジウムで発表してきました. 大会場での発表で少し緊張していたみたいですが,時間内に発表を終えることができ,質疑応答も無事こなせたようです.
Dependable Computing とは? 近年、計算機システムには、トランジスタのばらつきによる歩留まりや信頼性の低下、 宇宙線により半導体のメモリが反転するソフトエラーなどの問題がある。そのため、 故障に強い計算機システムを設計する必要があり、これをDependable Computingと呼ぶ。 図:ソフトエラーが発生する様子 Dependable党の公約:こんなことを目指します ・新しい故障や製造誤りも考慮に入れたハードウェアの設計。 ・エラー耐性を考慮した高位合成の技術を向上させる。 高位合成…本来ハードウェアを設計する際に用いるVerilog-HDLなどのRTL(データ転送レベル)記述ではなく、 Cなどの動作記述で回路を設計するための技術。これにより設計の抽象度が上昇し、設計時間、設計記述量が大幅に減少する。 またシミュレーション時間も早くなる。 こんな研究テーマが考えられます ①耐故障ハードウェアの設計手法の研究 ②エラー耐性を考慮した高位合成の研究 卒研ではこんなことをしました エラー耐性を考慮した高位合成を行うために、回路内のモジュールの三重化を行う。 しかし、全てのモジュールを三重化してしまえば、回路面積が肥大化してしまう。 与えられた面積制約の中で、どのモジュールを三重化すれば最も信頼性を 向上できるのかを整数線形計画法を用いて考える。 卒論タイトル:整数線形計画法による面積制約を考慮した耐故障データパス生成手法 アブストラクト 大気中の中性子が回路に衝突することで,回路内の値が反転すること をソフトエラーと呼ぶ.回路でソフトエラーが発生しても正しい値を出 力するように,高位合成後のデータパスを耐故障化しなければならない. 耐故障化手法の一つに,モジュール三重化というものがあるが,この手法 はデータパスの実装面積を増大させるという問題があり,実装面積を抑 えるためには,三重化を行うモジュールを限定しなければならない.本 論文では,整数線形計画法を用いることにより,回路の実装面積と故障 率のトレードオフを考慮したモジュール三重化を行う手法について提案 する.実験の結果,本論文で使用したベンチマーク程度の回路規模であ れば,数秒で最適解が導き出せることが分かった.